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一眼ムービー マイク ガンマイク ステレオマイク

マイク入力端子を持つものも多くなり、外部マイクが使えることで「音」に対する意識が高まっているように感じます。
ただ、残念ながら写真をメインにされてきた方はこの「音」に対して非常に疎い部分があると思います。
実はビデオを職業にしている私でも基本は「カメラマン」で「音声マン」ではないので、昔音楽をやっていて多少の免疫があるとはいえども音に対する苦手意識のようなものは常にあるのですが、そうも言っていられないので少し整理してみようと思います。

■何故外部マイクが必要か?
そもそもカメラにマイクが内蔵されているのに何故わざわざ外部マイクを使うのでしょうか?
一つは交換レンズと同じで「目的の音を拾うため」です。
これについては後述の「指向性」の欄を読んでみて下さい。
またワイヤレスシステムや長いマイクケーブルを使う事でカメラとマイクの位置を切り離して収録する事も可能になり、より「目的の音」に近付けます。

もう一つは「より高い音質を得るため」で、これには2つの要素があります。
先ずカメラに内蔵されているマイクはスペース的にも狭く、場所も妥協される上にコスト的にもあまりかけられないので、そもそものマイクの品質が高い事は期待できません。
それとは別に、如何にコストをかけたマイクであったとしても「ノイズ発生源に近い」という宿命的なマイナス要因を背負ってしまいます。カメラを操作する振動も直接伝わってしまいます。
外部マイクを使う事でノイズの発生源であるカメラのメカニカルな部分や信号発生源から距離を離す事ができ、またショックマウントと呼ばれるゴムなどでマイクを浮かせた構造を持つマイクホルダーもあり、これらを使えばより操作ノイズなどからマイクを離す事が出来ます。

高い音質を得るための絶対的な基本は「音源に近付けノイズから離す」なので、外部マイクを使うのはマイクの品質がどうこうという以上の価値があるわけです。


■指向性
マイクを選ぶ上で重要になってくるキーワードに指向性というのがあります。
この指向性というのはカメラのレンズで言えば「画角」に相当します。
指向性が強いものは画角の狭い望遠レンズ、指向性が弱いものはより広い範囲を拾う広角レンズのようなものだと考えて下さい。
ただし遠くの被写体を撮る(カメラに望遠レンズをセットしている)からマイクも指向性の強いマイクを使うとは限りません。「拾いたい音」が何かという事になります。
例えば望遠レンズで花を撮影しながら周囲の音を拾うなどという場合は指向性の弱いマイクをセットすることもあります。

狭い範囲だけの音を拾うものを超指向性とか鋭指向性と呼びます。前方の音だけを拾うものを単一指向性、360度の音を拾うものを全指向性または無指向性などと呼びます。
他にも双指向性などもあり、指向性を可変させられるズームマイクなどもあります。
狭い範囲の音を拾うマイクの一部は銃のように細長い形状をしていることから「ガンマイク(ショットガンマイク)」などとも呼ばれます。
また指向性は英語でカーディオイドなどと言われる事がありますが、スーパーカーディオイド、ハイパーカーディオイド、ウルトラカーディオイドの順で指向性が強くなります。

指向性の弱いマイクは広角レンズと同じで広い範囲の音を拾ってきますから、環境を整えるのが難しい事が良くあります。指向性の強いマイクはマイクから音源を結ぶ直線上に気を配れば良いですが、これも望遠レンズと同じでこの直線上にあるもの(音)への気遣いは広角のそれよりもシビアになります。
特にマイクの場合は被写界深度というものがなく、単純に近いほど影響が大きく、遠いほど小さくなるだけなので、マイクの直前で発生する音には注意が必要です。

最初の1本としては先ずはガンマイクから1本持っておくのが良いでしょう。
次に必要があれば単一指向性のステレオマイクなどを揃えて行けば良いと思います。


■ステレオとモノラル
まずマイクを選ぶ時にパッと出てくるのがステレオとモノラルだと思いますが、ステレオというのは2チャンネルに別々の音声データを記録するもので、通常は左右で分けます。
モノラルというのは1チャンネルですから左右などの別はありません。
ステレオの場合、例えば目の前を車が横切って行くような場合に左から右に音が流れるようにスピーカーから音が流せるので非常に臨場感があります。
しかし、遠くの音を拾う場合などは左右の耳に届く音は近似するのでステレオのメリットはあまりありません。
ハイビジョンになって5.1チャンネルなどを扱えるものもありますが、これは左右に加えて前後も別々のチャンネルに収録されて収録環境と視聴環境が整えば非常に臨場感がありますが、個人で収録するには難しいのでこの場では除外します。

最近では指向性の弱い、広い範囲の音を拾うものは殆どがステレオだと思いますが、ガンマイクなどではモノラルのものも多くあります。
モノラルマイクの良い所は構造的にシンプルでトラブルも少なく、感度やノイズ的に有利になる場合もあります。
また遠くの音を拾うといっても程度問題がありますから、ステレオが全くの無意味になるかというとそういうわけでもありません。
この辺りは使うマイクによっても違ってくるので、どんな状況でどんな音を拾いたいのかによって選びますが、通常はガンマイクなどはモノラルで十分で、特に安価なものはモノラルの方が質が高い音が撮れる可能性も高いように思います。

個人収録の場合はオンカメラ(カメラにマイクをセットする方法)の場合がほとんどだと思うので1本のマイクの話を前提にしていますが、ステレオ収録は2本のモノラルマイクを使って収録する場合がある(というかこちらが本来か?)という事も覚えておきましょう。


■コンデンサーマイクとダイナミックマイク
マイクにはコンデンサーマイクとダイナミックマイクの2種類がありますが、この二つの差はザックリと言えば電源を必要とするかしないかです。
ダイナミックマイクは非常にシンプルな構造(振動板がコイルを動かして電気信号に変えるだけ)をしていて、衝撃や温度、湿度変化にも強くさらに安価です。
コンデンサーマイクは振動板に電圧をかけておき、振動でコンデンサーの間隔が変動して生じた静電容量の変化が電気信号に変換されます。
かなり精密な機構で管理にも気を使いますし比較的高価ですが、ノイズにも強くて音の立ち上がりが良くダイナミックマイクが苦手な高音も良く拾います。
基本的には室内限定というかスタジオ用という感じで、振動は厳禁ですし保管時も防湿庫などにしまう必要があります。

ビデオ用のマイクはエレクトレットコンデンサマイクというタイプのものが多く、こちらはダイナミックマイク程ではありませんが耐久性にも優れ、屋外での使用も可能です。
電源の供給は電池を使うものやプラグインパワー方式のもの(収録機側もこれに対応していることが必須)、業務用のものではファンタム電源からとるものなどもあります。


■一眼ムービーにお勧めのマイク
マイクには「安マイクに良マイク無し」という格言があります。
ただ、本気でやるとマイク1本で20〜30万円は平気でしてしまいます。
さすがにそこまでかけられる、かけたいという人は少ないでしょうし、そんなマイクを選びたいという人はこんな記事は読んでいないでしょうが、それでもわざわざ使い勝手の悪い一眼ムービーにチャレンジしたいと思うからにはそれなりの拘りもあると思うので、業務用ではなく民生用で使えるもので1万円から5万円程度までの製品で選んでみました。

・ガンマイク編
アツデン SGM-100
アツデン SMX-10(ステレオガンマイク)
RODE NTG-2
RODE VIDEOMIC(小型、軽量、安価)
ゼンハイザー MKE 400
オーディオテクニカ AT9942(超小形のガンマイクで携帯に便利)

・ステレオマイク編
オーディオテクニカ AT9940
オーディオテクニカ AT9941(小型のステレオマイク)
beyerdynamic MCE 72 CAM
RODE STEREO VIDEOMIC(カメラセット用のステレオマイク)
RODE NT4

普段はスチルカメラとして使い、ムービーは補助的にという考えなら基本的にはコンパクトで携帯性の良い物、カメラバックに入れておけるようなものを選ぶのが良いでしょう。
ガンマイクならゼンハイザー MKE 400やもっとコンパクトなものならオーディオテクニカ AT9942などが良いかも知れません。
他にもインタビューマイクなら定番のSHUREのSM63Lなどがあります。ワイヤレスも最近安価になってきました。ソニーのUWP-V1などなら5万円強で手に入るかと思います。
目的に合わせて選びましょう。


■マイクアクセサリーも忘れずに
レンズと同じでマイクにもアクセサリーがあります。
予算ギリギリのマイクを買うのではなく、アクセサリーもそろえる予算を残しておきましょう。
屋外で使用する場合に絶対に欲しいのはウインドスクリーンやウインドジャーマーといったいわゆる「吹かれノイズ」を防ぐアクセサリーです。
ウインドスクリーンはスポンジ製などでセットになっている場合も良くあります。
ウインドジャーマーは長い毛が生えたガンマイク用のものだと動物の尻尾のように見えるアレで、こちらの方がより風に強いですが音もこもりやすくなります。
しかし屋外ではあった方が良いでしょう。
またショックマウントもとても有効なアイテムですし、端子に合わせた変換ケーブルなどもあると良いでしょう。
一眼ムービーなどの場合、カメラ側で音声入力レベルが分からない(チェックし辛い)カメラも多いかと思うので、リミッター回路やレベルメーターを別途用意するのも良いかも知れません。
当然ですが収録時にきちんと音をチェックしようと思えばモニター用のヘッドホンは必要になります。

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