スポンサードリンク

サイト内検索
新着情報 (日付順)
メインコンテンツ テーマの見つけ方 (2014-7-5 2:21:34)
テーマの見つけ方 以前にこちら でもテーマについて書いていますが、「見つけ方」という観点で整理してみたいと思います。 写真教室に通ったり、雑誌などで添削されると、必ずと言って良いほど言われるのが「テーマを持って撮影しなさい」とか「テーマが不明瞭」といっ ...
ニュース Featured Photos選出 (2013-12-23 4:04:29)
My ポートフォリオ(作品集) 名古屋ポートビル (2013-12-23 3:56:03)
My ポートフォリオ(作品集) 木曽路を歩く (2013-3-1 5:00:08)

アクセスカウンタ
今日 : 270
昨日 : 579
今週 : 3099
総計 : 1827644
他サイト更新情報
スポンサードリンク
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

トップ  >  HDRI入門(HDRフォト)  >  フェイクHDRに挑戦
フェイクHDR 疑似HDR 疑似トーンマッピング FakeHDR

☆★☆ フェイクHDRに挑戦 ☆★☆


■フェイクHDRとは?
HDRIに挑戦 その1 「HDRIとは?」でも少し触れましたが、露出を変えて撮影した複数枚の画像から生成する本来のHDRIではなく1ショットのRAWファイルやJPEGファイルから疑似的にHDRI(からトーンマッピングした)画像に模したようにするテクニックがあります。
HDR(ハイダイナミックレンジ)と言うからには本来は少なくともデジカメの撮像素子が持つダイナミックレンジを超えることくらいは必須条件だと思いますが、1枚の画像から生成したのでは何をどうあがいてもそれ(撮像素子のDR)を超えることはないわけです。
ハイライト(明部)とシャドー(暗部)を調整して「HDRに見せかけているだけ」です。
という事でこれをフェイク(fake・疑似)HDRと呼びたいと思います。
本来はフェイクトーンマッピングと言った方が良いのかもしれませんが、トーンマッピングという言葉は現時点ではあまり市民権を得ていないようなので^_^;


■フェイクHDRの種類
一口にフェイクHDRと言っても、実際には様々な手法があります。
大まかに分けると手軽な順に以下のような感じです。

A・1枚のJPEGからのフェイクHDR
B・1枚のRAWからのフェイクHDR
C・1枚のRAWからRAW現像ソフトで露出を変えて現像した複数枚の画像からのフェイクHDR

「A」の方法が一番手軽ですが、品質的には一番厳しくなります。
HDRのようにするには暗部の諧調などをかなり引き延ばす事になるので、8bitのJPEGよりもよりbit数(諧調)の多いRAWなどから行った方が諧調的には有利になります。
「C」の方法は手間がかかりますが、ソフトがRAWに対応していなくても使えるので便利ですし、トーンマッピングを行う前にある程度色調を整えておくことができます。
RAW現像ソフトで露出を変えて現像したとしてもダイナミックレンジには変化ありませんが、明るい露出で撮った画像は暗部を重視して、暗い露出で撮った画像には明部を重視してなど、事前に細かな設定をすることでより品質の高い画像を作れる可能性もあります。


■フェイクHDRのメリット
フェイク(疑似)HDRのメリットは何と言っても1ショットの画像から生成できるので、露出ブラケットなどで撮影した画像では難しい動きのある被写体でも十分対応できる事です。
もちろんダイナミックレンジ自体は広くなっているわけではないので、極端に明暗差の激しい被写体などには向かなくなってしまいますが、上手く使えばHDR表現の可能性を広げてくれるテクニックです。


■ソフトウェアの準備
Dynamic-Photo HDR(ダイナミックフォト エイチディーアール)というソフトは1枚のJPEGからのフェイクHDRが可能です。Photomatix Pro(フォトマチック プロ)は1枚のJPEGからは行えませんが、対応したカメラのRAWからフェイクHDRが可能です。
SILKYPIX Developer Studio(シルキーピックス デベロッパースタジオ)は事前に使用する画像の現像やトーンマッピング後の仕上げはもちろん、「覆い焼き」という機能を使う事でフェイクHDRのような効果が得られます。かかり方はかなり弱いのですが、JPEGファイルにも使える機能なので何度か繰り返して使う事もできます。
これらのソフトがあればフェイクHDRを楽しむことができるでしょう。
また、Adobe Photoshop(アドビ フォトショップ)があれば選択範囲やマスクを使用したさらに細かなレタッチも可能で、画像を重ねることもできるので便利です。

Dynamic-Photo HDR(ダイナミックフォト エイチディーアール)



Photomatix Pro(フォトマチック プロ)



SILKYPIX Developer Studio(シルキーピックス デベロッパースタジオ)



■素材の準備
一般的なHDRではオートブラケット機能などを使用して撮影した異なる露出の画像を複数枚使いますが、フェイクHDRでは1枚のみを使います。
そのためカメラの撮像素子のダイナミックレンジを超えてしまって白とびしている部分や黒潰れしてしまっている部分がある(多い)と上手くいきません。
なので余りに明暗の差が激しい場合は適用できませんが、初めから明暗差が少ないものを素材としても面白味は半減してしまいます。
ハイライトが白とびしないギリギリに露出して、かつアンダーがギリギリ黒潰れしないくらいだと面白い画像ができます。
もちろんその限りではありませんが、デジタルカメラの場合は露出オーバーの場合はかなり厳しいですが、アンダーの場合は暗部にノイズが多く乗るとはいっても諧調が残っている可能性が多いので、普通よりも少しアンダー気味を心掛ける、もしくはハイライト側を使いきるように露出するのが良いでしょう。


■作例
作例をいくつか紹介します。画像が粗いのは各ソフトのデフォルトに近い設定でトーンマッピングしたために各画像に最適化されていないため。
最後にきちんと仕上げた画像も載せてありますので、そちらも参考までに。


ベース画像。カメラで撮影したままのJPEG。


Dynamic-Photo HDRで1ショットのJPEGからのフェイクHDR。
トーンの繋ぎはかなり粗いのが分かる。



Photomatix Proで1ショットのRAWからのフェイクHDR。
JPEGからよりはかなり良さそうだが、明部の諧調は当然無い。PhotomatixのRAWデータの扱い方の問題もあるかも知れないが、暗部も色がおかしい部分が目立つ。



露出を変えて撮影した3枚の画像から生成した本来のHDR画像。
設定が甘いのであまり良く分からないかもしれないが、明部にもかなり諧調が残っているし暗部も色調に変化がない。(暗部は特に左下を見比べて欲しい)
もっと追い込める余地は十分にある。



SILKYPIX Developer Studio Proで1ショットのRAWを「覆い焼き」を最大値にして現像した画像。
この程度だとあまりHDRという感じではない。



上の画像を再度SILKYPIX Developer Studio Proに読み込んで「覆い焼き」を最大値にした画像。
少しHDRっぽい雰囲気が出てきた。バランス的にはこれくらいが良いかも知れない。



さらにもう一度読みこんで「覆い焼き」を最大値にした画像。
完全にフェイクHDRと呼んでいい雰囲気になった。
特筆すべきは画像の荒れの少なさ。ハイライトが圧縮され過ぎてやや眠い印象だがPhotomatix ProやDynamic-Photo HDRに比べるとノイズの影響が少なく、トーンの繋ぎも良いのでレタッチのベースとしても使いやすいと思う。
何度も読み込む手間はかかって面倒だがカラーやノイズ、シャープネスの設定など、かなり仕上げに近い所まで追い込めるので逆に便利かもしれない。



SILKYPIX Developer StudioでRAW現像した1ショットのJPEGファイルをDynamic-Photo HDRでフェイクHDRにし、さらにPhotoshopなどで仕上げた画像。
設定を詰めてしっかりレタッチすればかなり良くなる。



■まとめ
フェイクHDRは手軽な部分もありますが、トーンの繋ぎなどは通常のHDRよりも気を使う部分もあり、安易に使ってしまうとノイズだらけの汚れただけの画像になってしまいがちですが、上手くコントロールできればインパクトのある画像を得ることができます。
動きのある被写体にも挑戦できるので、是非チャレンジしてみて下さい。


プリンタ用画面
友達に伝える
投票数:309 平均点:5.76
前
HDRIに挑戦 その7 「HDRI作例」
カテゴリートップ
HDRI入門(HDRフォト)
次
SILKYPIX ProでフェイクHDRを作ろう




Notice [PHP]: Undefined index: title in file modules/xhld0/class/headlinerenderer.php line 313