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EOS 5D Mark III レビュー

EOS 5D Mark IIIを借りる機会があったので、期間中に思いっきり使ってみました。
その中で感じた事を。

■AF
EOS 5D Mark IIからEOS 5D Mark IIIへ進化して最大の注目点はやはりAFでしょう。
何といってもEOS 5D Mark IIの泣き所。レリーズラグの大きさと相まって「フルサイズ版キスデジ」と揶揄される要因でもあったポイントです。
AFポイントはEOS 5D Mark IIの9点(中央部のみクロスセンサー)から最大41点のクロス測距が可能な61点へと大幅に進化。しかも中央部はデュアルクロス化。
風景などではEOS 5D Mark IIでも何とかなったのですが、動きものではほとんど使いものにならなかったAFもかなり良くなりました。
そして低輝度でも良く反応してくれるのはAF点が増えた以上に嬉しい進化で、室内イベントや夜景スナップなどでも安心して使う事が出来るようになりました。


■高感度
高感度についてはEOS 5D Mark IIよりも1段分は確実に良くなっている印象ですが、設定ISO感度の上限は2段分上がっていて、RAWベースでそこまで良くなっているかと言われると、そこまでではないと言うのが素直な印象です。
DIGICのノイズ処理が上手くなっている事も併せての2段分プラスと言う感じでしょうか。
しかし、この1段〜2段が結構効いていて、EOS 5D Mark IIでは「明るい単焦点レンズなら室内でノンフラッシュ撮影ができる」という感じだったのが、EOS 5D Mark IIIでは「大口径ズームレンズなら室内でノンフラッシュ撮影ができる」というくらいになるので、室内イベントなどでの撮影には嬉しい進化です。


■暗部ノイズ
暗部ノイズは、以前Nikon D600を借りた時にD600の暗部ノイズの少なさに衝撃を受けたので、EOS 5D Mark IIIでは改善されている事を願ったのですが、EOS 5D Mark IIからすれば改善は見られるもののD600とは大きな差があるままでした。
D600では輝度差が大きい場合、RAWでかなりアンダーに撮影して現像時に暗部を持ち上げる手法を使う事で、かなり明部と暗部を両立させた仕上げが可能でした。
しかしEOS 5D Mark IIやEOS 5D Mark IIIではかなり限界があります。


■HDR機能
私の場合は既にPhotomatixやDynamic-Photo HDRを使ったHDR制作に慣れているので、これらの多岐にわたる設定をカメラ内のHDR機能でというのは無理があると言うのは分かっているのですが、撮影するだけで「それっぽい」画像が得られるのは楽しいと思います。
ただ、1EV毎にしか設定できないのは頂けません。
D600も1EV以上は1EV刻みになってしまうという不思議な仕様でしたが、私の場合は1.7EVくらいをよく使うので非常に不便ですね。
ただ、EOS 5D Mark IIIの場合はD600とは違い、RAWやHDR化していないJPEGも記録できるので、私のように後処理でも行いたい場合は便利です。


■下限速度設定ができるのが◎
オートISO感度を使用するときに、シャッター速度が設定した速度を下回らないように調整してくれます。
例えば24mmの広角レンズで手ブレ限界の1/30秒程度を設定されてしまうと、動く被写体などは確実にブレてしまうため、シャッター速度優先などにモードを変える必要がありました。
また、体勢が悪い時など、カメラが判断する手ブレ限界よりも多少ノイズが増えても余裕があるシャッター速度を加減値としたい場合もあります。
こうした時にこの設定は大変に便利です。
さらに私はHDRなども良くやりますが、HDRでは被写体(背景も含めた)のブレや移動を嫌うため、オーバー用画像の撮影時のシャッター速度を考えてISO感度を設定してやる必要がありました。
そのため標準画像やアンダー画像では不必要にISO感度が高く、通常写真用の素材としては使いづらい部分もあったのですが、これが設定できることでいちいち切り替える必要が無くなり、大変便利です。


■ボディデザイン
ボディの外観は基本的にEOS 5D Mark IIを踏襲していると言って良いと思いますが、全体的に丸く僅かに大きくなった印象があります。
グリップは少し太くなっていると思います。私の手だとこちらの方が安心感がありますね。
そしてそのグリップの指先が当たる部分に僅かな凹みがあり、指がかりが格段に良くなっているのは、細かな点ですが非常にホールドしやすくなり好印象です。


■デュアルスロット
仕事や撮り直しのきかないイベント撮影などで使うには、これが一番嬉しい進化かも知れません。
CF/SDデュアルカードスロットですが、欲を言えばCF/CFにして欲しかったと思うものの、それでも安心感は格段に違います。
私の場合はRAW+JPEGで撮影する場合が多いのですが、書き込み速度などの問題が無い撮影であれば容量の多い方にRAWを、少ない方にJPEGをというように分散記録をしておくことで、万が一のカードトラブルにも安心です。


■ブラケティング枚数
ブラケット撮影で撮影できる枚数が、2枚、3枚、5枚、7枚から選べるようになりました。
HDR素材用の撮影などで、輝度差があまりに大きい場合は3枚では諧調の繋ぎに無理がある事がありましたが、5枚や7枚が選択できれば文句無しです。


■ボタンカスタマイズ
マルチファンクションボタンの追加は嬉しいし、設定の自由度が高く最高です。ただし、ブラケットへのショートカットが設定できないのは不満です。
NikonのD7000やD600を使った時に、BKT専用ボタンがあり、これが大変に便利だったのでせめてファンクションボタンに設定ができてくれるととても良いと思います。


■消去方法のカスタマイズ
ゴミ箱ボタンを押したときに、デフォルトでは「キャンセル」が初期選択されていて、「消去」を選択して決定を押さないと消去できない仕組みでした。
これは誤って消去してしまうの防ぐのには良いのですが、纏めて何枚も消去したい場合などには非常に作業が煩わしく不便でした。
ですので、そうした作業をカメラ上で行いたい場合には、この設定を変えてやると非常に便利です。
特にEOS 5D Mark IIIではデュアルスロットになったので、RAWを残しておきたい画像以外は消しておくとか、そうした使い方をするときにはとても便利でした。


■水準器表示
風景などを撮影する場合には、やはり水準器表示があってくれると非常に助かります。
液晶などで表示されてくれれば、ライトを取りだす必要もないですし、付け外しの煩わしい水準器を持ち歩く必要も無くなります。


■ライバル機との比較
ライバル機としてはやはりニコンのD800やD600になってくると思いますが、ボディ面でも近いスペックになってきています。
ただ、暗部ノイズに関してはNikonに大きく差を付けられてしまったというのが誰の目にも明らかな所で、この点に関してはどうなのか、、、
高感度に関しては常用ISO感度ではEOS 5D Mark IIIがISO25600、拡張設定でさらに+2EV分のISO102400までとなっているのに対してD600では常用ISO6400の拡張でISO25600と2段分も低く設定されているのですが、実際に撮り比べてみるとそこまで大きな差は無く、1段分くらいの差という印象でしょうか。
しかしD600は暗部ノイズが非常に少ないですから、トータルでは五分五分と言う印象でした。


■EOS 5D Mark IIからの買い替え候補として
EOS 5D Mark IIからの持ちかえ、併用では全く違和感もなく説明書要らずでした。
そうした統一性は持たせながら、グリップデザイン等の細かい部分も含めて着実に進化している感じで、非常に好印象です。
EOS 5D Mark IIからの買い替えとして考えた場合、現在は6Dがありますからどちらにしようかと悩む所ですが、AFやシンクロ端子、デュアルスロットなどの必要性が低ければ6D、そうしたものの必要性が高ければEOS 5D Mark IIIという住み分けになるかと思います。
1台である程度何でも撮りたいと思えば間違いなくEOS 5D Mark IIIですね。風景などのように比較的レスポンスやAFに対する負荷が少ない撮影用という位置付けや、例えば動き物は7Dなどに任せると言う割り切りであれば6Dのクラスは維持して行くのも負担が少ないですから良さそうです。
逆に現在EOS 5D Mark IIを持っていて、7Dと併用しているようであれば、そこまで買い替えの必要性は感じないかもしれません。
個人的にEOS 5D Mark IIからの画質的な部分のインパクトが薄かったので、すぐに買い換えというよりも、7D Mark IIや5D Mark IVを待ってから検討したいと言う感じですが、少し型の古い二桁Dなどを使っていて、フルサイズに持ちかえたいと言う人にはEOS 6Dでは物足りなさを感じるでしょうから、EOS 5D Mark IIIはとても良い候補となると思います。


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